まふみっこ日記
もちつき・芋煮会
12/10
お天気にも恵まれ、暖かくなった昨日、登園してきた子どもたちは、園庭に準備されていたうすやくどを見て、「今日はもちつき会だよね。」「これってやきいも作る機械?」など、興味津々です。
3つのくどに火が入ると、「わぁ、すごい!」「たき火だ。」「離れていてもあったかいね。」そのうち煙がもくもくもく。「雲になってたね。」となかなか見る機会のない光景に、火から離れない子もいました。
大きなはそりに水を入れ煮たすと、「『まゆとおに』のなべみたい。」とわくわくの子どもたち。隣ではもち米を蒸しはじめ、せいろが3段に積み上がりました。朝ごはんをしっかり食べてきたはずの子どもたちも、早く蒸しあがらないかと座り込んで見ていました。やっと蒸しあがったもち米を一口ずつもらって、「お餅になる前のもち米よ。」「パクッ」「お餅ってご飯のお米じゃないんだね。」ひとつ発見した年少さんでした。
もちつきが始まりました!今年は年長さんが順番にペッタンコ。年少・年中さんは応援団です。「よいしょ、よいしょ!」の掛け声をかけてくれ、パワーを送ります。
うすからは湯気も上がり、年長の子どもたちも力が入ります。そして、つるつるぴかぴかのおもちの出来上がり!
さぁ、今度は鏡餅にしましょう。形を丸くして・・・。「やわらかそう~。」「きもちよさそう~。」触りたくて仕方ない様子の子どもたち。先生たちの手できれいな形になりました。乾かして、鏡餅になるのが楽しみです。
鏡餅ができるころ、外では「芋煮が出来上がりますよー。」と先生の声。まゆとおにの大なべに芋煮がたっぷりおいしそうに出来上がりました。
本当だったら、園庭でみんなで食べたかったおもちと芋煮ですが、今年はコロナのこともあり、おもちは鏡餅に、芋煮は給食時と同様ついたてを立ててクラスでいただきました。
野菜が苦手なお友だちも、今日は何度もおかわりをして食べたと聞いて、私たちも嬉しくなりました。2つの大きなはそり鍋はきれいに空っぽになりました。
一夜明け、年長さんのお部屋には立派な鏡餅ができていました。
今年の年長さんたちが頑張ってついてくれたおもちは、とても上手にできていて、やわらかくておいしそうでした。そこで、鏡餅を作って残ったおもちを小さく切って分けっこしました。本当にやわらかくておいしかったです。
また、先日、年中さんのおじい様からいただいた花梨も砂糖煮にしてみました。少し渋みがありますが、おいしいおいしいと食べる子もいたり、口に入れると微妙な顔になったりする子もいましたが、「花梨はのどにいいんだよ。いい声が出るんじゃない?」と先生から聞いて、「食べる食べる!」とたくさんのお友だちが試食していました。